水野真紀さんといえば、最近では各メディアへの出演は少なくなっていますが、以前はお嫁さんにしたい女優ナンバー1と言われたほどの美貌の持ち主で、その美しさは現在になっても変わることはありません。

そんな水野さんの若い頃のことや名作ドラマの出演についてご紹介します。

 

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水野真紀の若い頃が綺麗

水野さんが芸能界に入るきっかけとなったのが、1987年の第2回東宝シンデレラコンテストです。

東宝シンデレラは、沢口靖子さんや長澤まさみさん、上白石萌歌さんなどを輩出する伝統あるコンテストです。

このコンテストで審査員特別賞に選ばれたことで、芸能界から声をかけられることになります。

 

 

応募することになったきっかけは、とても意外なものでした。

最初から芸能界に憧れがあって応募したわけではなく、同じ塾に通っていて好きだった男の子に冷たくされて悔しくなり、お姉さんの勧めもあり、応募することになりました。

そして特別賞を受賞すると、水野さんの中に責任感が生まれました。

10代の頃は目の前にある仕事を必死にこなし、20代に入ってもデートの誘いを断って仕事をしていました。

 

 

女優として仕事をしていくなかで、芝居に対してどうしたらいいか悩むことが多くなりました。

周りからも次第に求められることが多くなり、プレッシャーを感じることが多くなり、精神的に追い込まれていました。

そんな時アドバイスをくれたのが俳優の高橋英樹さんでした。自分たちの仕事に代わりはいない、自信だけは失ってはいけない、という言葉をもらい、不安に押しつぶされそうになる時は、いつもその言葉を思い出してから仕事に向かうようになりました。

 

 

2022年7月29日に公開された映画「今夜、世界からこの恋が消えても」に水野さんは出演していますが、ヒロイン役の福本莉子さんとは東宝シンデレラ出身の先輩、後輩に当たります。

福本さんの母親役で出演している水野さんは、福本さんについてとても透明感のある女優さんで、輝いている姿をそばで見ていると、幸せな現場に立ち会わせてもらえてとてもうれしい、などと答えています。

自分の若い頃と重ね合わせるのは当然のことで、福本さんも羽ばたいていってほしい、と切に願うコメントです。

 

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水野真紀は29歳のクリスマスに出演していた

「29歳のクリスマス」は、1994年にフジテレビで放送されていたドラマで、出演者は水野さんの他に、山口智子さんや柳葉敏郎さん、松下由樹さん、仲村トオルさん、稲森いずみさんなど豪華なメンバーでした。

放送されてからまもなく30年になろうかというドラマですが、現在でも再放送されることがよくあります。

 

 

ドラマの内容としては、仕事や恋愛に傷つき、楽しみ、そして立ち上がっていく日常を描いたものです。

これだけを聞くと平凡なドラマに聞こえてしまいがちですが、実際はそうではありません。

当時のトレンドがドラマに反映されていて、現在のSNSがもしその時代に存在していたとしたら、SNSを利用しなくても、ドラマをみれば分かるほどです。

 

 

また、社会に出たらどんなしがらみが出てくるのかをドラマで知ることができ、社会人ではない人にとって社会に出たらこんなことで悩むのか、と知ることができるものでした。

また、人生における金言を数多く授けてくれるドラマでもあり、多くの人の心に深くささりました。

 

 

水野さん自身は、このドラマを長いこと視聴してはいませんでした。

過去の自分の演技をみるのは恥ずかしいと、視聴することを敬遠していましたが、偶然YouTubeで発見して、ドラマが再放送されていることを知りました。

最終回だけ視聴することができた水野さんは、ドラマ内の自分をみて、肌ツヤがいい過去の自分を愛おしくなったそうです。

25歳の設定の役柄でしたが、今の自分の年齢がそのお母さんでもおかしくないことに気付き、時の流れを感じていました。

 

 

また、「自分の人生をずっと好きでいて欲しい」や「自分で選んだ自分の人生。誰のものでもない自分の人生。」などのセリフが心に残ったようです。

人生について考えさせられ、時代を超えても色あせることのないドラマです。

 

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水野真紀が古畑任三郎に出演していた

ドラマ「古畑任三郎」といえば、刑事ドラマの中では異色の存在で、普通の刑事ドラマでは犯人は誰なのかを考えさせることが多いですが、「古畑任三郎」では最初に犯人が誰かを見せた状態で、田村正和さん演じる古畑が犯人を追い詰めていきます。

 

 

水野さんが出演したのは、「笑うカンガルー」という回で、事件は田口浩正さん演じる数学者・野田を、水野さん演じる野田の妻・ひかるが死なせてしまうところから始まります。

それを聞いた陣内孝則さん演じる、ひかると不倫関係にあり野田の同僚の数学者・二本松が偽装工作をしますが、野田が生き返り、数学界では永遠の謎と言われていた「ファルコンの定理」を解明したことを野田が二本松に告げ、名誉のほしい二本松は野田を殺害します。

 

 

古畑に追い詰められた二本松は、本来であれば守るべきひかるを殺人犯に仕立て上げます。

オーストラリアで撮影を行ったドラマだったこともあり、通常回よりもさらに複雑に謎がちりばめられ、スケールの大きなものになっていました。

 

 

過去には、多くの名作ドラマに出演していた水野さんですが、最近では大学に編入するなど芸能界以外の活動が多くなり、ドラマに出演することが減少しています。

ただ、全くないわけではなく、その存在感を示し続けています。その美しい姿をこれからも見続けたいものです。