岡本玲さんといえば、雑誌「ニコラ」のオーディションでグランプリに輝き、専属モデルとしてデビューしました。
その後は、モデルや歌手、バラエティの仕事もある中、女優としての地位を固めています。
そんな岡本さんの学生時代のことについてご紹介します。
岡本玲の中学は?
岡本さんといえば、才女のイメージがありますが、それはすでに小学校のころから培われていました。
特技がそろばんと暗算で、小学1年生の頃から週に4回、地元のそろばん教室に通っていました。小学校6年生の時には、暗算の全国大会に県代表で出場し、1位になったことがあるぐらいです。
資格としては、日本珠算連盟段位認定試験の珠算準3段と暗算4段を所持しています。
雑誌のオーディションを受けたかった岡本さんですが、ご両親は子供に学業に力を入れてほしかったこともあり、そのためだけに交通費は出せない、と言われていました。
しかし、運がかなりよかったのか、そろばんの全国大会と雑誌のオーディションの日が同じでした。
両方で結果をしっかり残し、岡本さんは中学生になりました。
中学校は、和歌山県の公立校の中でもナンバー2に数えられるくらいの中高一貫校で、学力の高い学校でした。
モデルの仕事はこの頃から読者の間で評判になり、表紙を飾るほど人気者になっていました。
人気ではあったものの、「ニコラ」は学業をおろそかにしてはいけない、という雑誌の方針がありましたので、仕事がある時は、和歌山から長い時間をかけて東京に通っていました。
ご両親や学校の先生からは、成績をしっかり残したうえでモデルの仕事をしてほしい、と言われていましたので、学業をさぼることはありませんでした。
岡本さんの経歴の中には、中学時代に英語の弁論大会で県内2位というものがありました。
この経歴だけをみても、岡本さんがいかに学業に励んでいたかが分かります。
また、中学時代に、身長が一般的にみれば平均的なものではありましたが、モデルの業界では小さく、この業界で成長をしていくことは難しいと感じていた岡本さんは、女優の道へ方針変換することになりました。
岡本玲の高校は?
岡本さんは中学卒業後、エスカレーター式に向陽高等学校へ進学しました。
こちらも偏差値が高く、卒業生を難関大学へ多数進学させる進学校としてよく知られています。
岡本さんは、学力が高い生徒ばかりに囲まれるなか勉学に励み、全国の模試で6位になったことがあるぐらいの天才ぶりでした。
ただ、この高校に在学していたのは、高校1年の途中までだったようです。
芸能活動にも力を入れたかった岡本さんは、上京して芸能コースがあることで知られる日出高等学校へ編入することになりました。
この高校へ入ることによって、芸能活動をするうえでの不便なことは少なくなりましたが、学業の面では弊害がありました。
学業には前の高校ほど力は入れていませんでしたので、授業中にうるさくする生徒も少なからずいました。
その生徒に対して声を荒げて注意した岡本さんは、周囲から距離を置かれることもあったようです。
上京する際に、卒業アルバムに載れないことを知った同級生が、手作りの卒業アルバムを岡本さんにプレゼントしました。
その支えがあったおかげで、岡本さんにとって環境は合っていなかったかのかもしれませんが、それを言い訳にせず、自分のできることをやっていた高校生活だったようです。
岡本玲の大学
岡本さんは、高校卒業後、日本大学の芸術学部映画学科に進学しました。
全国模試6位の実績もあってか、推薦などではなく、一般受験で入学しています。
この学部の卒業生には、船越英一郎さんや真田広之さん、佐藤隆太さんなど名だたる俳優が多数います。
岡本さんがこの大学を進学先に選んだ理由として、演技を一から学びなおすためと話していました。
入学前からドラマや映画などに出演経験もあり、周りからみれば学校に行って学ばなくてもいいのでは、と思いがちです。
しかし、周りから求められているレベルには達していない、と感じていた岡本さんは、何か大学に行って気付けることがあるのではないか、と思い、進学を決めたそうです。
大学には映画が大好きで、映画を撮りたいからアルバイトをしている同級生がいて、みんな輝いていた、自分自身は経験があるから変なプライドを持っていたけれど、それをどんどん崩してくる友達がたくさんいて成長できた、というようなことを後に話しています。
大学3年生の時には、NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」に主要キャストで出演し、注目をさらに集めることになりました。
岡本さんは自分の性格について、自分に厳しく理想が高い、ということを話しています。
この性格もあって、学業にも芸能活動にも手を抜かず、現在の地位があるのでしょう。そんな岡本さんのこれからのさらなる活躍が楽しみでなりません。
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