女性のものまねタレントで有名な人と聞かれれば必ず名前が出てくる福田彩乃さん。
数多くのものまねレパートリーを持ち、私たちを楽しませてくれる一方で、女優業など幅広く活動をしています。
芸能活動についてはよく知られていますが、幼少期や学生時代などどのように過ごしていたのかはあまり知られていません。
そこで、福田さんの出身や家族構成、学生時代のエピソードなどについてご紹介します。
福田彩乃の出身地は愛知県豊田市
福田さんは1988年9月18日に愛知県豊田市に2人姉妹の妹として生まれました。
家族に関することや中学校のエピソードなどは後のところでご紹介します。
出身高校は地元愛知県立の豊野高校です。
1986年に開校した県立高で、特に吹奏楽に力を入れている学校です。
福田さん自身はバレーボール部に入部してチームの主力として活躍しながら、その運動神経を生かしてチアダンスサークルをつくり、文化祭では毎年練習の成果を披露していました。
また、雄大な自然の中を友達と自転車で走って、ソフトクリームを食べながらワイワイ楽しく話していたことが思い出、と言っていることからも、ごく普通の高校生活を送っていたことが想像できます。
高校卒業後は大学に行かずに地元のスーパーに就職します。
何社か渡り歩いた後に失職したものの、偶然芸能オーディションを見つけ、そこから現在の活躍につながることになります。
学生時代の時には現在の姿をきっと想像していなかったことでしょう。
福田彩乃の家族構成は両親と姉の4人家族
福田さんの家族構成は父、母、姉の4人です。
父親の職業は分かっていませんが、出身が愛知県豊田市ということから自動車に関する仕事をしているのかもしれません。
父親は自動車が好きで、それも影響してか福田さんも自動車が大好きです。
狭い枠にとどまることなく、2014年12月には日産自動車のウェブCM企画で国内A級ライセンスを取得しました。
2015年5月には茨城県にある筑波サーキットでレーサーデビューを果たしました。
20チームのうち18位という成績ではありましたが、レース後には次のレースを見据えた意欲的な発言をしていました。
以前のインタビューで福田さんは父親のことを温厚でとても優しく、怒られたことは今までで一度もないと話しています。
仕事で疲れて帰ってきても子供2人の相手をして、休みの日には海や山に遊びに行ったり、雨の日には家で工作をしたり、絵を描いたりして、何か分からないことがあれば上手な教え方をしてくれたそうです。
福田さんが反抗期に入った時には怒りたくなる気持ちを自分の中に留めてそっと見守り、芸能活動を始めようとした時には思い切ってやってみろ、と背中を押して福田さんを元気づけました。理想的な父親といえるでしょう。
また、母親もとても優しい人で、現在でも福田さんが帰省する時には仕事を休んで迎えに行くこともあり、家族や子供のことを一番に思っています。その一方で、家では古畑任三郎のものまねをするお茶目な一面をみせることもあります。
姉ともとても仲良しで、小さな時にはよくカラオケに行って、当時流行していたSPEEDのものまねをすることもあったそうです。
このような家庭環境があったおかげで、現在の活躍がきっとあるのでしょう。
福田彩乃は中学校で生徒会副会長をしていた
福田さんの中学校は地元愛知県立の末野原中学校です。部活動はバレーボール部に所属し、活発に活動する一方で、生徒会の副会長という役職もこなし、全生徒の模範とも呼べる位置づけの生徒でした。
そんな中でもまわりの先生や生徒の特徴をとらえてものまねをして周りを楽しませるなど、当時から才能の片鱗を伺わせていました。
福田さんの得意なものまねは荒牧陽子さんのような正統派の歌ものまねとは正反対の位置にあるもので、よく知られているものまねはローラさんや吉高由里子さん、長澤まさみさんなどです。
吉高さんに関しては、以前映画で共演した時に、その試写会の舞台あいさつで本人の目の前でものまねをしながら笑いをとっていました。
その姿に吉高さんはやりづらい、と複雑な表情を浮かべてしまうほどでした。
時には毒のあるものまねに見えてしまうこともありますが、それは本人に対する尊敬と愛情の裏返しです。
福田さんには目標にしている芸能人がいて、その人はタレントの関根勤さんです。
関根さんは言わずと知れた大御所芸人で、同期には明石家さんまさんやオール阪神、巨人さんなど錚々たるメンバーがいます。
憧れが強いからか、2012年の朝の情報バラエティ「はなまるマーケット」のトークゲストに出演した際に、内緒で関根さんがVTRで応援コメントを寄せた時には、感動して泣いてしまうほどでした。
本人の特徴をとらえてものまねをするところを見ると、どこか関根さんと似ているところがあります。
現在は子供を妊娠中で芸能活動をセーブしていますが、落ち着いて復帰した際には、また愛のあるものまねで楽しませてほしいものです。
