突然飛び込んできた志村けんさんの訃報。
とても残念です。
志村けんは長い間、芸能界に貢献してきた人なので、遺産を十分にお持ちだと考えられます。
しかし、志村けんさんは結婚していません。
その場合、遺産相続は誰がするのか?
詳しく見ていきます。
志村けんの遺産は?
志村けんさんは、推定で50億ほどの資産をお持ちだそうです。
これはすごい額ですよね。
志村けんさんは大御所ですし、「天才!志村どうぶつ園」というレギュラー番組も持っていました。
持病もなく、亡くなる直前まで働いていましたよね。
そう考えると、納得の金額ですね…
志村けんの遺産相続の行方。
まず、相続制度を見ていきましょう。
故人が亡くなった時、必ず相続人になるのが配偶者です。
法律上の婚姻をしている配偶者に限りますので、事実婚の場合は、相続できません。
次に、配偶者以外で相続人になるのは、血のつながりのある親族です。
順番は以下です。
1:子供
2:直系尊属
3:兄弟姉妹
亡くなった人に子供がいる場合は、子供が優先されます。
子供がいない場合は直径尊属。
つまり、父母が生きていれば父母、父母がいなくても祖父母がいれば祖父母になります。
志村さんの父母も祖父母もいないので、これは無理ということになります。
直径尊属がいない場合は、兄弟姉妹が相続人です。
兄弟姉妹が亡くなっていれば、その子供が代襲相続人になります。
代襲相続人は子までで、孫の世代は代襲相続人にはなれません。
志村けんさんは結婚していません。
が、子供がいるそうです。
自著「変なおじさん」に、かつて同棲していた女性との間に子供がいると明かされているらしいのです。
詳しくはこちら⇒志村けんが結婚を考えた人とは?豪華すぎる元カノ遍歴
子供がいる場合は、認知しているかしていないかで変わってきます。
認知されている非嫡出子には相続権があります。
相続の割合は、結婚している妻との間の子供と同じ割合になります。
子供を認知していない、いわゆる隠し子の場合には、遺産の相続権がありません。
愛人にも相続権はありません。
しかし、遺言書があれば、法定相続人以外にも遺産を相続させることができるので、愛人や愛人の子にも遺産を渡すことができます。
ですので、志村けんさんが子供を認知しているかどうか、遺言書を書いているのかどうかで変わってきます。
どちらの手続きもしていなければ、兄弟が相続するのではないでしょうか。
志村けんさんには、志村知之さんというお兄さんがいらっしゃいます。
突然のことで親族の方も疲弊されているのに、インタビューに答えていて、すごいなと思いました。
子供の頃から志村けんの番組を見てきていたので、とても残念です。
心よりご冥福をお祈り致します。