桜庭ななみさん主演で放送しているドラマ「サーティーン」。13歳で誘拐された少女が、13年後に26歳になって戻ってくるという内容ですが、このドラマは実話なのか?
似ている事件はないのかについても深くまとめました。
目次
サーティーンのドラマは実話?
桜庭ななみさん主演の「サーティーン」はイギリスの放送局BBCで放送されたドラマ「サーティーン」のリメイク作品です。
脚本家のMarnie Dickensさんのオリジナルの作品ということで、実話というわけではないそうです。
イギリス版の主演はイギリス人女優のジョディ・カマーで、13年間監禁されていた少女を繊細に演じています。
サーティーンのドラマは実話ではないが似ている事件とは?
サーティーンのドラマは実話ではありませんが、こういう事件は世界中で起きています。
そういった事件からこの脚本家の方が影響を受けたことは想像に難くありません。
似たような事件をご紹介します。
エリザベススマート事件
2002年6月にソルトレイクシティの富裕層の住宅から、就寝中だった14歳の少女、エリザベス・スマートが連れ去られた事件です。
エリザベスは誘拐した男とその妻と行動を共にしていましたが、
事件から9か月後に男は逮捕され、エリザベスは解放されました。
クリーブランド監禁事件
2002年から2004年にかけて誘拐された女性3人が約10年後に発見された事件です。
犯人はスクールバスの運転手の男で、地下室に3人の女性を監禁、そのうちの1人には子供まで産ませていたのでした。
サーティーンのドラマの実話並みにリアルなシーンについて
イギリス版のサーティーンでは誘拐事件のリアルな描写が多数ありました。
アイビーがケーキをわしづかみで食べるところだったり、アイビーが犯人の男と仲良さげに見えたり。
これはストックホルム症候群だとも言えますが、アイビーの場合はストックホルム症候群を演じている状態でした。
※ストックホルム症候群とは…誘拐事件や監禁事件の被害者が加害者に対して過度の好意を抱く事件
アイビーは本当は自分を誘拐した男を憎んでいましたが、刺激しないために好きなフリをしていたのでした。
それなのに、そこをわからずに責めてくる女性警官には辟易しましたね…
被害者が二度傷つけられる様子もリアルなところが切ないドラマでした。
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