鈴木亮平さんといえば、多くの作品に出演する一流俳優として知られていますが、その役柄に応じて体重を50kg台から100kg台にまで変化させ、その役者魂には頭が上がりません。

そんな鈴木さんは頭がいいことでも有名です。そこで、どんな資格を持っているか、英語力はどのくらいかなどについてご紹介します。

 

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鈴木亮平が持つ資格は珍しい?

鈴木さんは、世界遺産検定というあまり聞き慣れない資格を取得しています。

もともと海外旅行をすることが好きでしたが、俳優として仕事をもらえるようになって、海外に行く頻度が減ってきていました。

そこで鈴木さんは、出かける代わりに世界のいいところを紹介するテレビ番組を録画して、録りためた番組を視聴することで、海外に行ったような気分になっていました。

 

 

仕事が忙しくストレスもあったでしょうが、海外のいいところをたくさんみることで、癒しになっていたのは間違いありません。

すると、自然に世界遺産のことが詳しくなっていました。

偶然一緒に仕事をした女優の藤井紗央理さんが世界遺産検定を受検していることを知り、それがきっかけで資格の取得を目指しました。

 

 

世界遺産検定は4級からあり、3級、2級、1級とあって、一番上はマイスターという資格があります。

鈴木さんは2級から受検し、2級はさほど勉強せずこれまでのテレビなどの知識で合格できましたが、1級はそうはいきませんでした。

 

 

しかし、単体ごとに世界遺産の知識を深めるのではなく、世界遺産の横のつながりを意識した工夫した学習を行うことで、見事に1級の資格を取得できました。

マイスターの資格については、仕事が忙しく、私生活でも結婚をしたことなどから取得した情報はありませんが、マイスター相当の知識を持っていることは間違いないでしょう。

 

 

資格を取得して良かったことを聞かれると、鈴木さんはコミュニケーションをとるきっかけになったこと、と答えています。

仕事でイタリアに行った時に、現地スタッフの女性がピサの斜塔について誇らしく語っていたので、自分も知っていることを話したら盛り上がったそうです。

海外の人が日本のことをよく知っているとうれしくなるのと同じことでしょう。

また、世界のいいものをたくさん見ることで、日本の良さを再認識できた、とのことで、鈴木さんにとって世界遺産との出会いは最高のものだったといえるでしょう。

 

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鈴木亮平の英語力はすごい

鈴木さんの英語力の高さを確認できるのが、2019年に開催された東京国際映画祭のレッドカーペット上での英語のインタビューです。

事前に用意していた答えを丸暗記で言っている様子は全くなく、相手の質問をよく聞いて落ち着いて返答している様子が伺えます。

演じた役柄や映画の魅力を日本語で答えるのも難しいはずですが、英語で答えるのは並大抵のことではありません。

 

 

ここまで落ち着いて返すことができたのは、鈴木さんが幼少期から置かれていた環境に要因があります。

物心がつく頃には、両親と外国語の映画を字幕なしでもみるほどでした。

小学校の頃には、叔父さんがロサンゼルスに住んでいることもあり、家族全員で遊びに行ったことで、自分もいつかこの人たちとコミュニケーションをとりたい、と思ったことが英語を覚えるきっかけになりました。

 

 

中学校の頃には数週間、アメリカやオーストラリアに留学しました。

高校1年生の時には、アメリカのオクラホマ州に1年間留学をしました。現在のようにSNSは普及していなく、周りも日本人が全くいない状態で日本語を話す環境もなかったため、必然的に英語を話す環境が出来上がっていて、飛躍的に上達しました。

大学時代には、その英語力を生かして英検1級を取得しました。

取得した理由は、俳優になりたくて多くの事務所をまわったものの、いい返事をどこからももらえず、自分の武器として分かりやすいものがほしかったから、と答えています。

 

 

英語を習得するうえで大事なこととして、鈴木さんは、自分はネイティブでも帰国子女でもないので、目標はアメリカ人のように英語を話すことではない、日本人の良さが伝わる日本人がしゃべる英語であること、と答えています。

英会話の時には中学英語で十分、とも答えていて、努力を怠らなければここまで話せるようになる、というお手本のような存在です。

 

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鈴木亮平は頭がいい!

鈴木さんの出身高校は、兵庫県にある芦屋南高校国際文化科です、現在は中高一貫の国際高校となっていて、難関大学への進学率が高く、特に英語に力を入れている学校です。

高校1年の時に1年間留学をしましたので、その1年は休学扱いとなり、結果4年間の高校生活を送りました。

留学中にはドイツ人の女性に心惹かれ、彼女を口説くためにドイツ語をマスターしました。その成果が全国高校生ドイツ語スピーチコンテストの優勝です。

 

 

大学は、国立外国大の中で最高峰といわれる東京外語大に進学します。

それまでに培ってきた英語力を十分に発揮して、一発合格しました。大学在学中3年間にわたって、NHKで報道番組の雑用係のアルバイトをしていました。

業務内容としては、ネットからニュースになりそうなものを見つけて記者に報告したり、取材に同行したり、といったものです。英語力を生かすような場面も多くありました。アルバイトながらNHKで3年間働いた、ということは、頭の回転の早さを証明しているでしょう。

 

 

頭の良さを一番確認できるものは、あるYouTubeの動画です。それは、俳優の小西詠斗さんが英語を話せるようになりたい、と鈴木さんに英語でインタビューするものです。

小西さんに英語を分かりやすく教える場面がうつっていました。

本当に頭がいい人というのは、自分が学習したものを自分だけのものにせず、人に分かりやすく教えることができます。

分かりやすく教えることができれば、教えられた人は早く習得でき、教える方も自分があやふやになっていたものを整理できて、何も悪いことがありません。鈴木さんのこの頭の良さなら、今後の海外での大きな仕事を期待せずにはいられません。