俳優として活躍している中尾明慶さん。
そんな中尾さんの学歴や金八先生への出演を始めとする子役時代の活躍についてご紹介します。
中尾明慶の学歴
中尾明慶さんが芸能界に進むきっかけに出会ったのは7歳の時でした。
TBSのバラエティ番組「オールスター感謝祭」で、たくさんの芸能人がクイズをしたり、マラソンしたりする姿をみてなんか楽しそう、自分もテレビに出るような人になりたい、と何となく芸能界に対する憧れを抱くようになりました。
そして、小学3年生の頃からホリプロのレッスン生として芸能活動をスタートさせました。
中学校は地元の中野区立第一中学校に通っていました。
中学1年生の時に「3年B組金八先生」に出演し、知名度が急激に上がって芸能活動が忙しくなったので、部活動は特に行っていませんでした。
中学時代は反抗期だったために、やんちゃな友達とよく遊んで、他校の生徒とケンカをすることもよくあったそうです。
高校は、東京自由学園に通うことになります。
この高校は、通信制の高校の卒業と高卒資格の取得をサポートするとともに、音楽や演技のレッスンを受けられることが大きな特徴で、中尾さんにとっては打ってつけの高校でした。
中学時代から引き続いて芸能活動が忙しかったですが、通ったのは演劇科ではなく、ギター科でした。
芸能活動に幅を持たせる意図だったのかもしれません。
高校でもやんちゃな性格のままでしたが、警察にお世話になるようなことはありませんでした。
ただ、方向性に迷いが出て、仕事を辞めたいと何度も言っていたのがこの時期で、事務所のスタッフの説得によって、仕事を続けることができました。
高校卒業後は大学に進学することはせず、芸能活動に専念することになりました。
中尾明慶の子役時代
中尾さんは、ホリプロのスクールに通い始めてから数年後、11歳の時にTBSドラマ「ママまっしぐら!」で子役としてデビューします。
金八先生の出演によって、世間に広く知られるだけではなく、ドラマを視聴していた木村拓哉さんの目にとまり、TBSドラマ「GOOD LUCK!!」で木村さんの弟を演じることになりました。
子役時代から長い間、俳優として演技力を磨いてきていますが、中尾さんが演技をする上で大事にしていることは、忠実にその役になること、とインタビューで答えています。
台本をもらって自分なりに役をイメージしますが、監督や脚本家が役に対してイメージしたものが台本になっているので、セリフは一字一句正確に言うようにしているそうです。
ただ、一方で型をぶっ壊すことにもチャレンジしています。
影響を受けた人物が明石家さんまさんで、どうやってぶっ壊していこうかと考えた時に面白いものが生まれる、とさんまさんが言っていたことに由来しています。
守りに入ることなくいい意味でぶっ壊していきたい、と中尾さんは答えていました。
中尾さんの性格の良さで、周りには中尾さんを向上させてくれる人物がたくさん集まっています。
周りからの助けがあるからこそ、子役時代からずっと出続けることができているのでしょう。
中尾明慶と金八先生
2001年に放送された、中尾さんが出演した「3年B組金八先生」第6シリーズの同級生が豪華メンバーでした。
性同一性障害という難しい役どころを演じた上戸彩さんを筆頭に、本仮屋ユイカさん、平愛梨さん、NEWSの増田貴久さん、加藤シゲアキさんなどです。
この当時は必ずしも全員売れっ子というわけではありませんでしたが、このドラマをきっかけにして飛躍しています。
2022年2月26日に放送されたTBS系「全力メイキング」というNEWSの加藤さんと小山慶一郎さんの番組に、ゲストで中尾さんが呼ばれました。
金八先生ファイナルから11年振りの再会となった中尾さんと加藤さんの二人は、どこか照れくささがあって、なんて呼べばいいんだろう、とコメントしていたぐらいでした。
番組の中で、金八先生のオーディションに関するエピソードが明かされました。
小山さんもオーディションを受けていて、加藤さんと増田さんは合格しているのに、自分だけ落ちたそうです。
小山さんと加藤さんはその当時一緒に芸能活動はしていましたので、それを聞いた中尾さんは、それはギクシャクしますね、と言っていました。
金八先生への出演がきっかけで、芸能界での地位を確立していった中尾さんです。
2013年には女優の仲里依紗さんと結婚し、私生活も充実しています。2021年には、新型コロナウィルスに感染したことが発表され、体調が心配されましたが、大事には至りませんでした。
体調にはくれぐれも気をつけて、これからのさらなる活躍に期待したいものです。
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